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先日、新聞にも載っていましたが、東海道物流新幹線構想ってご存知ですか?
簡単に言うと、現在建設が進んでいる新東名・新名神高速道路の中央分離帯部分などに線路を敷いて、貨物列車を走らせようというものです。 東海道物流新幹線構想(ジェイアール貨物・リサーチセンター) http://www.jrf-rc.co.jp/highway_train/ 東海道物流新幹線構想(東海道物流新幹線構想委員会) http://www.jrf-rc.co.jp/highway_train/press/highway_train_press080604.pdf 面白い発想ですよね。 この構想には、以下のようなメリットがあるそうです。 ①エネルギー消費量の削減 (軽油使用料:約18億㍑/年の削減) ②CO2発生量の大幅削減 (CO2排出量:約300万t -CO2/年の削減) ~「地球環境問題の改善に資する象徴的プロジェクト」~ ③トラックドライバーの人手不足解消、就労環境の改善 (トラックドライバー1人当たりの年間平均残業時間:約30時間削減) ④大型車の事故の減少、乗用車ドライバーの安心感の増大 (交通事故による死傷者数:年間約1700人減少) ⑤日本発の技術・システムの展開による世界へのアピール 環境の効果はもちろんですが、人材の観点から言えば、③④の効果に期待したいところです。 ただ、実際の建設や予算を含めた実現可能性はどうなのでしょうか。 しかしなぜ、ここまで新東名・新名神高速道路の建設が進んでからこんな構想が出てくるんでしょうか。 現状の鉄道貨物輸送の課題や環境問題はもっと前から言われていたと思うんですが・・・。
by logi-sherpa
| 2009-12-10 20:09
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